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  • 「僕たちが生き残るために、経営者が学ぶべき“次のスキル”」

    スタッフの給与を上げ、福利厚生も整えたい。
    でも、気がつけば社会保険料・建築費・設備投資…
    全部のコストがじわじわ上がってきている。
    しかも、金利まで上がってきた今、
    「今まで通りの感覚」で経営していたら確実に詰みます。

    この数年、僕も何度か“ヒヤッ”とする局面がありました。
    でも、冷静に見れば、すべて「数字」で説明がつく。
    売上はあっても、お金が残らないのは、
    経営の“見える化”ができていなかったからです。

    だから最近は、
    ✅ 財務を学び直し
    ✅ 利益構造を設計し直し
    ✅ 再投資の順番を見直して
    “体力のある経営”に切り替えています。

    僕自身がそうだったように、
    「歯科医師として診療すること」と、
    「経営者としてお金を回すこと」は、まったく違うスキルです。

    このサロンでは、僕の実体験や失敗談も交えながら
    ・数字で判断する経営
    ・仕組みで利益を残す思考
    ・AIやデジタルを活用した業務改革
    こうしたテーマを、現場視点でシェアしています。

    日本全体が“ハードモード”になるこれから。
    「普通のやり方では生き残れない」と気づいた仲間とともに、
    次の時代を生き抜く力を磨いていきたいと思っています。

  • 2026年、普通にやってたら苦しくなる時代

    最近、2026年を見据えて医院経営を見直しているのですが、正直、肌感として「もう別世界に突入している」と感じています。

    人手不足は全国レベルで深刻化し、AIはとんでもないスピードで進化。人の仕事を代替しはじめ、医院の仕組みすら見直しを迫られています。
    特に歯科業界は、

    • 人件費高騰
    • 社会保険料の上昇
    • 物価の上昇
      この“トリプルパンチ”で、やればやるほどしんどい構造が完成してきている。

    これは、僕自身の医院でも体感しています。
    点数は削られ続けるのに、患者対応の労力は増え、
    スタッフの給与も上げなければならない。
    このままでは「診療すればするほど苦しくなる医院」になってしまう。

    だからこそ、早期に保険からの脱却と、自費診療へのシフト。
    そして、DX・AIを導入して、生産性を引き上げる必要があります。
    言い換えれば、「「医院の筋肉質化」」です。

    医院を守るのは、テクニックでも、根性でもなく、構造です。
    その構造を作れるかどうかで、これからの経営者人生が変わる。

  • 医院経営の「規模拡大」が必ずしも利益にならない理由

    A先生との対話で、もう一つ考えさせられたテーマがあった。
    それは「医院の規模拡大と利益率の関係」。

    「規模拡大=利益増」

    ではない

    多くの先生方が「チェアを増やせば儲かる」と考えがちだが、保険診療の単価ではそう簡単にいきません。
    スタッフを増やしても、チェアを並べても、比例して利益が伸びる構造ではないのです。


    自費診療こそが利益率の源泉

    一方で、自費診療――インプラント、矯正、フルマウス治療など。
    これらは単価が大きく、効率よく利益を積み上げられる分野。
    私の歯科医院は年間5億円規模の売上ですが、実は年間200日は休み。出勤は160日ほど。
    それでも高い生産性を維持できているのは、自費診療とマーケティングの力があるからである。


    マーケティングは「水物」でも保険より強い

    もちろんマーケティングには波がある。
    好調なときもあれば、鳴かず飛ばずのときもある。
    それでも、保険主体で積み上げるより、はるかに利益率が高く残るのが実感がある。


    規模より“最適化”

    医院経営で大切なのは「とにかく大きくすること」ではなく「最適規模を見極めることだ。
    利益が残る構造を作れるかどうか。
    これこそが経営者としての腕の見せ所だと思う。


    まとめ

    前記事で語った資産形成も、後半の医院経営も、共通点は一つ。
    「余剰資源を眠らせないこと」。

    現金も、医院のリソースも、ただ持っているだけでは増えません。
    正しい方向に“働かせる”ことで、資産も医院も未来を形づくる。

    10年後、笑っているのは「余剰を遊ばせなかった経営者」だと、私は確信している。

  • 余剰資金を眠らせない資産形成 ― 「銀行口座より証券口座に」

    大学時代の同級生・A先生(42歳)とZoomで近況報告をした。

    定期的に仕事やプライベートの話をざっくばらんに打ち明けられる友人の一人である。
    今回、会話の中で話題になったのは以下の事柄について盛り上がった。


    「100−年齢の法則」はただの入口

    投資の基本としてよく語られる「100−年齢の法則」。
    42歳なら株や投資信託を6割、残りを現金や債券に。
    株価が下がった時には、債券や現金を取り崩して株に回すリバランスが重要である。
    これはもはや常識と言える。


    余剰資金は「未来を買う資金」

    今回一番印象に残ったのは「余剰資金の使い方」。
    生活費や事業の運転資金を確保したうえで、さらに余った現金を“銀行に眠らせておく”のは大きな機会損失。
    余剰現金はただの安心材料ではなく「未来を買う資金」。
    証券口座に移し、投資信託や株で働かせるべきだという点で意見が一致した。


    資産形成は“入金力”から“利回り”へ

    資産形成の初期は「どれだけ入金できるか」が効きますが、10年20年と経つと「利回りの差」が資産の伸びを決める。
    だからこそ、余剰資金を積極的に運用に回す勇気が肝心。
    私自身も投資信託は円建て、債券はドル建てで保有する方針を取っている。

    銀行に眠らせる現金はゼロのリターン。
    市場に働かせる現金は未来を作る。

  • 税金5,000万払ったら資産ゼロリセット!? ― 歯科医師のための“逆境資産形成術”

    アメリカ出張で気づいた“異次元物価”の衝撃

    「アメリカに行ったらランチが4,000円!?」
    先日、そんな現実を目の当たりにしました。実は、お盆休みを利用してアメリカへ行く機会があり改めて「物価の高さ」を肌で感じた。

    スタバのラテ1杯が日本の倍以上。食事や日用品も日本の倍もするという現実。物価高はもはや“異世界転生”レベル。

    一方、日本はどうか?
    「まだ安いじゃん」と油断していると危険です。給料は伸びないのに物価と税金は着実に上昇中。気づいたら、歯科医院の頑張りが全部“税金”に吸い取られていく…。

    実際、私も今年だけで 税金5,000万円
    「それだけ利益出てるなら良いじゃん」と言われそうですが、経営者からすると 資産が1年前に逆戻り しただけ。つまり努力が数字に反映されない虚しさ。

    ここで重要なのは「頑張って診療する=資産が増える」ではないという現実です。
    だからこそ必要なのは、

    1. 資産運用で自分を守ること
      銀行に寝かせるだけではインフレに負ける。投資や運用を仕組み化して、診療収入以外でも資産を育てる。
    2. 人的資本を伸ばすこと
      「俺がいなくても回る医院」ではなく「俺がいればどこでも通用する」という自負を持てるスキル磨き。

    診療技術だけでなく、数字・経営・投資にも“歯ブラシをかけるように磨く”時代です。

    物価高・税負担・AIの波。これを「ただの愚痴」で終わらせるか、「資産形成のチャンス」に変えるか。
    次にチヤホヤされるのは、“税金で削られる歯医者”ではなく、“資産を磨いて笑う歯医者”です。