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  • 「一般社会」と「歯科医師」のあいだにある、想像以上に深い溝

    先日、リベシティのワークショップのオフ会(新年会)に参加してきた。
    率直に言うと、かなり考えさせられる時間だった。

    リベシティは、両学長が運営している資産形成系のオンラインサロンで、
    月額は約3,300円。
    全国に13か所ほどの作業スペースがあり、
    会員同士がリアルで集まり、情報共有ができる仕組み。

    この「仕組み」自体は、本当によくできていると思う。
    名古屋だけでもコアメンバーが30〜50人ほどいて、
    今回の新年会にも30人前後が集まっていた。
    年齢層は30代〜50代が中心。

    何より驚いたのは、両学長が一切顔出しをせずに、ここまでの規模を作っていること。
    これは正直、めちゃくちゃ賢いやり方だなと感じた。

    副業の話は多いが、「再現性」はどうか?

    そこで話題に上がっていた内容は、
    ・副業をどうやるか
    ・NISAを中心とした投資
    この2つがほとんどだった。

    副業の中身としては、
    せどり、ブログ、アフィリエイト、YouTube編集、ランサーズでの受託など。
    よく聞く話ばかり。

    ただ、正直な感想としては、
    再現性が高いものはほとんどない、という印象だった。

    一発当てるのも難しいし、
    継続的に稼ぎ続けるには、
    「それが本当に好き」「没頭できる」「才能がある」
    このどれかがないと厳しい世界だと思う。

    印象に残った2人の話

    特に印象に残った人が2人います。

    1人目は、
    夜勤でフォークリフトを使い、コンテナを運ぶ仕事をしている方。
    体力的にきつく、辞めたいけど辞められない。
    しかも家を買ってしまい、最近の金利上昇でローンが重くなり、
    NISAを崩して返済に回した、という話をしていた。

    それでも将来の夢は、
    「世界一周の客船で世界を回ること」。

    現実はかなり厳しいけれど、
    それでも夢を語る姿が、妙に印象に残った。

    もう1人は、50代のみかん農家の方。
    今年は不作で、インフレによるコスト増も重なり、
    「みかんが100円で高いと言われているけど、全然楽じゃない」と。

    両学長の動画を見て、
    副業や投資で一発逆転を狙っているというより、
    とにかく今の赤字事業を立て直したい、
    そんな切実な話だった。

    歯科医師の世界は、やはり“別世界”だと感じた。

    こうした話を聞いて、改めて思ったのは、

    世の中の「普通の生活」は、本当に厳しい

    ということ。

    歯科医師という世界にいる僕たちは、
    良くも悪くも、一般社会とは全く違う場所にいる。

    多くの人は、
    「資産形成をどうするか」
    「投資をどうするか」
    というレベルにすら、到達していない。

    その現実を目の当たりにして、
    「自分はもうリベシティから得るものはないな」
    と感じ、退会することにした。

    仕組みとしては素晴らしい。
    でも、今の自分のフェーズとは違う。
    それが正直な感想。

  • ダナンで学んだ「課金する場所」の見極め|旅・AI・上級会員は経営と同じ構造

    今回の年末年始に訪れたのは、ベトナムのダナン。
    これまで、

    グアム

    クアラルンプール

    バリ

    沖縄

    シンガポール

    タイ・バンコク

    と、近場のリゾートは一通り行ってきましたが、
    「ゆっくり滞在しながら仕事もできる場所」として、今回はダナンを選んだ。

    飛行機移動で痛感した「アライアンスの壁」

    今回はベトナム航空を利用し、
    行きはホーチミン経由、帰りはハノイ経由。

    ベトナム航空はスカイチーム加盟。
    私が普段メインで使っている
    ワンワールド
    スターアライアンス
    とは異なる。

    その結果、

    チェックインで長時間並ぶ

    乗り継ぎ導線が悪い

    ターミナル移動に時間とコストがかかる

    というストレスを久々に味わった。

    一方で、時間がない場面ではタクシーに“課金”。
    結果的に間に合い、
    「お金で時間を買う価値」を再認識した。

    ChatGPTが旅のトラブルを救った瞬間

    ホーチミン空港の乗り継ぎ時、保安検査が大混雑。
    このままでは乗り遅れる…という状況。

    英語が通じにくい場面で、
    ChatGPTに即時でベトナム語翻訳を依頼。
    警備員に見せたところ、特別レーンへ案内された。

    正直、
    「AIは、旅の安心感を根本から変える」
    と感じた瞬間だった。

    これは歯科医院経営でも同じ。
    AIは「楽をする道具」ではなく、
    判断とスピードを支えるインフラになりつつある。

    ホテルは3軒泊まって「体験の差」を確認

    今回宿泊したのは以下の3軒。

    ハイアット リージェンシー ダナン(2泊)

    シェラトン グランド ダナン(2泊)

    三日月ダナン(1泊)

    ハイアットはHoteluxを利用したが、
    プラン選択を誤り、思ったほど特典を享受できなかった。

    一方、
    マリオット・ボンヴォイ プラチナエリートの恩恵を受けられた
    シェラトンは別次元。

    朝食

    レイトチェックアウト

    移動・対応のスムーズさ

    すべてが快適だった。

    結論として、
    「一番印象が良かったのはシェラトン」
    これは間違いありません。

    上級会員資格は「旅の質」を根本から変える

    今回の旅で改めて確信したのは、

    飛行機とホテルは、
    上級会員資格があるかどうかで“別の体験”になる

    というだ。

    次回に向けては、

    デルタ航空 × スカイチーム上級会員

    アメリカン・エキスプレス発行のデルタAMEX

    を活用し、
    主要3アライアンスすべてで上級会員を持つ体制を整える予定だ。

    旅と経営に共通する「課金判断」

    旅をしていると、いつも思う。

    我慢すべきところ

    課金すべきところ

    を見極められるかどうかで、
    満足度は大きく変わる。

    空港・移動・宿泊は「課金価値が高い」。
    これは歯科医院経営でも全く同じである。

    仕組み

    時間

    ここをケチると、後で必ずツケが回る。

    家族と旅をする意味

    海外では、
    言語・交渉・文化の違いに直面する。

    それを家族で体験すること自体が、
    子どもにとっても、そして親にとっても大きな学びである。

    家族サービスと自己成長を同時に叶えられる。
    これこそが、旅の最大の価値だと改めて感じた。

    今年も、
    こうしたリアルな経験をベースに、

    資産運用

    ポイ活

    歯科医院経営

    を、歯科医師専門のオンラインサロンを通じて発信していく。

    「歯科医師として、どう生きるか」
    その選択肢を広げる場にしていくつもりである。

  • 年末年始は「余白」をつくる時間に|歯科医師経営者が10月に1年を決める理由

    あけましておめでとうございます!

    しばたのマネー診療室の柴田です。本年も宜しくお願いします。

    では、2026年一発目のブログにいってみましょう

    年末年始、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか?

    私はここ数年、年末年始は妻と3歳の娘と3人で、毎年暖かいリゾート地で過ごすようにしている。
    決して「豪遊」というわけではなく、むしろ過ごし方は驚くほどシンプル。

    • 朝はジム
    • 昼は家族でプール
    • 午後もゆっくり泳ぐ
    • スキマ時間で最低限の仕事だけ

    この「余白のある時間」を、ここ数年とても大切にしている。

    かつては年末年始=仕事漬けだった

    正直に言うと、2〜3年前までは全く違った。
    年末年始は講演資料の作成、スライド修正、数字の見直し…。
    「この時期にやらなければ」と自分で自分を追い込んでいた。

    しかし今は、AIの活用と業務設計の見直しによって、タスク量は大幅に削減されている。
    旅をしていても、自然に仕事が終わる。
    この状態を作れたことは、経営者としても大きな転換点だった。

    10月に「1年を決める」と、年末が静かになる

    私が意識的にやっていることがある。
    それは毎年10月に、翌年1年をほぼ決めてしまうこと

    • 売上・利益などの数値目標
    • 学会・講演・家族イベントのスケジュール
    • 大掃除や事務処理などの“面倒なこと”

    これらをすべて、年間計画に組み込む。

    すると不思議なことに、
    12月や年始に「慌てること」がほぼなくなる

    これは経営でも、資産運用でも、プライベートでも共通してる。
    「直前対応」ではなく「前倒し設計」。
    この差は、時間の余裕だけでなく、精神的な余裕を生む。

    「忙しい人ほど、余白を先に確保する」

    歯科医師は、

    • 診療
    • スタッフマネジメント
    • 経営判断
    • 家族
    • 自分自身の学び

    常に多重タスクである。

    だからこそ、
    余白は“空いたら取るもの”ではなく、“先に確保するもの”
    だと私は考えている。

    年末年始を、
    「何かを詰め込む時間」ではなく
    「何もしない余白を味わう時間」にできるかどうか。

    それは、1年の設計力そのものだと思う。

    次回は、そんな余白の中で訪れた旅先
    「ベトナム・ダナンで感じた「時間とお金の使い方」」について書いてみる。

  • “すべて”を高水準でこなす先生たち|化け物じみた実例から学ぶ、歯科経営の本質とは?

    歯科の世界には、“臨床・学術・経営”のいずれかで優れている先生はたくさんいる。
    しかし、そのすべてをハイレベルで同時に回している先生となると──正直、極めて少数だと思う…。

    そんな「化け物級」の先生たちに共通しているのは、華々しい結果の裏に、再現性ある“型”とシステムの構築があるということ。単にセンスがいいわけでも、情熱だけで突き進んできたわけでもない。

    自費率を上げるには「構造」がいる

    彼らは皆、共通してこうした構造を持っています:

    • 予防を軸にした診療フローの最適化
    • 保険診療ではSPTをベースにしたストック型の安定収入
    • その上で、インプラント・矯正・包括治療などの自費治療を設計
    • 集患はマーケティングの型(メッセージ×媒体×導線)を運用
    • さらに、資金管理・再投資の仕組みを明文化・数値化

    一つひとつは「よく聞く話」かもしれませんが、すべてを“並列で機能させている”医院が極端に少ないのが現実。

    「理想と現実」のギャップに向き合う

    多くの歯科医院が悩むのは、
    「自費に注力したいのに、目の前の保険診療に追われている」
    「臨床には力を入れているが、経営がうまくいかない」
    「学術的には尖っているが、それが患者さんに伝わらない」
    という 構造上のアンバランス

    特に、院長が“職人的な志向”を持っている医院ほど、
    「マーケティングは苦手」「お金の話は避けたい」
    という傾向があり、結果として「伝わらない」「伸びない」状態に陥りがちと感じる。

    しかし、どんなに素晴らしい技術も、“知ってもらい、選ばれ、継続されなければ”医院の成長には繋がらない。

    「勝っている人」からしか学べないこと

    オンラインサロンでは、現場感のある実例と共に、こうした仕組み化や数字の管理方法をリアルな“一次情報”として共有したい。

    • 月間売上1,500万円を安定維持する先生
    • スタッフ15名規模でも年間離職率ゼロの医院
    • 歯科+資産運用で純資産3億円超の経営者
    • SNS→LINE→初診→成約までを自動化した集患導線

    表には出てこない、けれど確実に成果を出している“リアル”な情報は、今後の歯科経営にとって大きな武器となる。

    まとめ|臨床と経営の“両輪”を回し続ける覚悟を

    歯科医院の成功は、技術だけでもダメ、経営だけでもダメ
    両方を“最低限”ではなく“本質的に”理解している人こそが、長く生き残っていくと予感する。

    そして、今の時代は「学ばないと負ける」「閉じたら終わる」時代でもある。
    孤独な戦いを続けるよりも、成功者の型から学び、応用し、自院に最適化していくほうがはるかに効率的で再現性が高い。

    このサロンが、そんな“共通言語を持つ仲間”と出会える場になれば嬉しく思う。

  • 経営か?臨床か?──ではなく、両方を極める時代に

    歯科医師として長くやってきて、何度も耳にしてきた言葉がある。

    「臨床がすごい人は、経営が苦手」
    「経営が得意な人は、学術が浅い」

    そんな“分業のような固定観念”が、今までは当たり前だったかもしれない。
    実際、私自身も「どちらかと言えば経営寄りのタイプ」と思ってきた。

    マーケティング、数字管理、戦略設計……
    こういった作業は苦ではなく、むしろ得意な分野。
    一方で、複雑な臨床や学術系の話になると、どこか「他人事」にしていた節があったのも事実。


    📉 「臨床を任せる」は、果たして正解か?

    医院が成長していくと、どうしても「臨床からは離れよう」という誘惑が出てくる。
    “診療は勤務医に任せて、自分は経営に専念”というスタイル。

    確かに、仕組みとしては理想的に見えるかもしれない。
    しかし、患者さんにとってはどうだろう?

    大きな治療やカウンセリングのタイミングで「院長の顔が見えない」ことが、
    見えない不安や不信感につながっているケースも少なくない。

    私はこれを、スタッフやTCからの声、そして患者さんのアンケート結果などを通して実感した。


    👀 患者は「何を基準に選んでいるのか?」

    とくにインプラントやAll-on-4のような高額な治療を選ぶ方は、
    「誰が治療するか」「どんな医院か」をじっくりと見ている。

    広告のきれいさやSNSのフォロワー数ではなく、
    最終的に選ばれるのは“医院の総合力”と“院長の存在感”

    その“本質”を外注や仕組み化だけでまかなうのは限界がある。
    そして、この“患者の見る目”は、年々研ぎ澄まされていると感じる。


    💡 やはり、学ばないと置いていかれる

    最近では、経営を回しながらも学術や臨床を深めている先生たちと出会う機会が増えてきた。

    ・論文を読み続けている
    ・最新の学会で臨床を学んでいる
    ・診療の合間にスタッフ教育にも関与している

    そうした先生たちは、患者にもスタッフにも強く信頼されている
    そして結果として、高い自費率や紹介数、安定した経営基盤を築いている。

    私はその姿に、悔しさと同時に大きな希望を感じた。
    「これは、自分ももう一段階上を目指せるチャンスだ」と。


    🎯 これからの医院経営は“ハイブリッド型”が生き残る

    これからの歯科医院に必要なのは、臨床 × 経営のハイブリッド型リーダー

    「自分がやる」のではなく、
    「自分が理解し、設計し、伝え、チェックできる院長になる」ことが鍵である。

    例えば、

    • TCのトーク内容に臨床的な補足ができる
    • 自費導線を自ら設計し、実際に提案もできる
    • 材料の選定に数字と根拠を持ち込める
    • スタッフに「なぜそれが必要か」を納得させられる

    こうした院長こそが、これからの10年で最も強い歯科医院を作っていくと感じる。


    最後に:だから、今こそアップデートの時

    オンラインサロンでは、お金の知識だけでなく、歯科医師同士だからこそ語り合える、こうした“経営 × 臨床の両輪”を実現するための学びも共有したい。

    • わかりやすい図解と事例
    • 他院長とのディスカッション
    • 実際の医院経営・臨床からの知見共有

    「経営だけ」「臨床だけ」では生き残れない時代。
    私自身が日々学びながら、仲間と共にアップデートし続けています。

    あなたも一緒に、“次の10年”を戦える院長力を磨きませんか?

  • 世界経済の“見えない波”と、歯科医師がいま備えるべき資産戦略

    ハワイでの滞在中、経済のことを考えさせられる場面が何度もあった。

    いまアメリカ経済は絶好調に見えます。
    株価も上がり、雇用も堅調、企業業績もおおむね良好。

    でも──それが逆に「怖さ」でもある。


    “好調の先”に待つものは?

    投資の世界では、「あまりに良すぎる時こそ、気をつけろ」と言われる。
    実際、金融関係者の間では「次の停滞期が近いのでは?」という話題がじわじわと増えてきている印象。

    ・アメリカの金利上昇リスク
    ・世界的な紛争・地政学リスク
    ・新興国の台頭によるパワーバランスの変化
    ・円の信用低下

    これらのどれか一つが爆発しても、私たちの資産は大きな影響を受ける。
    特に日本円でしか資産を持っていない人は、そのリスクに無防備すぎると感じることが多々ある。


    資産は「分けて持つ」が最強の戦略

    私の結論はシンプル。

    現金で安心しない。
    分散して守る。
    分散して育てる。

    歯科医院を営むということは、すでに「経営者」であり「資産管理者」であるということ。
    その責任と権限がある以上、未来に備えた行動を取らないのは、もったいない。


    具体的なアクション:「今すぐやれ!」始められる3ステップ

    1. 証券口座を持つ(NISA、iDeCoなど)
    2. まずは月1万円でもいいからインデックス積立を始める
    3. 情報収集の習慣を持つ(このブログも一つの入口です)

    終わりに:行動する人が未来を変える

    未来は、誰にも読めません。

    私でも、わからない。
    でも「備えておく」ことは、誰にでもできる。

    ハワイという街の美しさと物価の現実、アメリカ経済の力強さと不安定さ。
    そのすべてが、資産形成について改めて考えるきっかけをくれた。

    歯科医師だからこそ、臨床だけでなく「お金の臨床」も、今から是非サロンの皆と一緒に学び直していきたい。

  • ハワイの“物価”が教えてくれた、インフレ時代の現実と資産防衛の必要性

    11月下旬。

    ハワイで行われたカダバ実習に参加してきた。
    医療的には非常に学びの多い時間でしたが、それと同じくらい衝撃を受けたのが「物価の高さ」。

    コーヒーとパンだけの軽食で5,000円。
    夜にステーキとワインを頼んだら、気づけば2〜3万円。

    正直、何か贅沢をしたわけではない。
    これが“普通”の感覚。しかも、ホテルはワイキキのやや古めの施設。それでもこの価格。


    価格は「上がるもの」──この現実をどう捉えるか?

    数年前に訪れた時と比べて、明らかに“お金の価値”が違って感じた。
    それは円安の影響もあるかもしれないし、現地の経済成長、物価上昇、すべてが混ざっての感覚。

    でも、改めて思ったのは――

    もう「インフレ時代に突入している」のは間違いない。

    そして、何より怖いのは、これが“戻ることはない”という前提。


    資産防衛は「分散」から始まる

    歯科医院の経営者として、多くのキャッシュを持っている方もいると思う。
    でも今の時代、「現金だけを持つこと」がリスクになっていることに気づくべきである。

    私自身、以下のようなスタンスで運用している:

    • S&P500などの米国インデックス
    • オールカントリー(全世界型)
    • 米ドル建て社債や投資信託

    金(ゴールド)のようなリアルアセットも悪くないが、運用の中心はあくまでインデックス。
    「余剰資金をリスク分散させる」ことが、いま最も必要なスタートだと感じる。


    まとめ:

    インフレ時代に“守りすぎる”ことは最大のリスク

    旅は単なるバカンスではない。
    経営者にとっては“世界の空気”を肌で感じ、自分の軸をアップデートするための時間だと思う。

    今回のハワイ滞在は、物価を通して「資産の持ち方そのもの」を見直す絶好の機会になった。
    そしてその答えは一つ――
    現金は“持つもの”ではなく、“働かせるもの”にすることだ。

  • 「僕たちが生き残るために、経営者が学ぶべき“次のスキル”」

    スタッフの給与を上げ、福利厚生も整えたい。
    でも、気がつけば社会保険料・建築費・設備投資…
    全部のコストがじわじわ上がってきている。
    しかも、金利まで上がってきた今、
    「今まで通りの感覚」で経営していたら確実に詰みます。

    この数年、僕も何度か“ヒヤッ”とする局面がありました。
    でも、冷静に見れば、すべて「数字」で説明がつく。
    売上はあっても、お金が残らないのは、
    経営の“見える化”ができていなかったからです。

    だから最近は、
    ✅ 財務を学び直し
    ✅ 利益構造を設計し直し
    ✅ 再投資の順番を見直して
    “体力のある経営”に切り替えています。

    僕自身がそうだったように、
    「歯科医師として診療すること」と、
    「経営者としてお金を回すこと」は、まったく違うスキルです。

    このサロンでは、僕の実体験や失敗談も交えながら
    ・数字で判断する経営
    ・仕組みで利益を残す思考
    ・AIやデジタルを活用した業務改革
    こうしたテーマを、現場視点でシェアしています。

    日本全体が“ハードモード”になるこれから。
    「普通のやり方では生き残れない」と気づいた仲間とともに、
    次の時代を生き抜く力を磨いていきたいと思っています。

  • 2026年、普通にやってたら苦しくなる時代

    最近、2026年を見据えて医院経営を見直しているのですが、正直、肌感として「もう別世界に突入している」と感じています。

    人手不足は全国レベルで深刻化し、AIはとんでもないスピードで進化。人の仕事を代替しはじめ、医院の仕組みすら見直しを迫られています。
    特に歯科業界は、

    • 人件費高騰
    • 社会保険料の上昇
    • 物価の上昇
      この“トリプルパンチ”で、やればやるほどしんどい構造が完成してきている。

    これは、僕自身の医院でも体感しています。
    点数は削られ続けるのに、患者対応の労力は増え、
    スタッフの給与も上げなければならない。
    このままでは「診療すればするほど苦しくなる医院」になってしまう。

    だからこそ、早期に保険からの脱却と、自費診療へのシフト。
    そして、DX・AIを導入して、生産性を引き上げる必要があります。
    言い換えれば、「「医院の筋肉質化」」です。

    医院を守るのは、テクニックでも、根性でもなく、構造です。
    その構造を作れるかどうかで、これからの経営者人生が変わる。

  • 医院経営の「規模拡大」が必ずしも利益にならない理由

    A先生との対話で、もう一つ考えさせられたテーマがあった。
    それは「医院の規模拡大と利益率の関係」。

    「規模拡大=利益増」

    ではない

    多くの先生方が「チェアを増やせば儲かる」と考えがちだが、保険診療の単価ではそう簡単にいきません。
    スタッフを増やしても、チェアを並べても、比例して利益が伸びる構造ではないのです。


    自費診療こそが利益率の源泉

    一方で、自費診療――インプラント、矯正、フルマウス治療など。
    これらは単価が大きく、効率よく利益を積み上げられる分野。
    私の歯科医院は年間5億円規模の売上ですが、実は年間200日は休み。出勤は160日ほど。
    それでも高い生産性を維持できているのは、自費診療とマーケティングの力があるからである。


    マーケティングは「水物」でも保険より強い

    もちろんマーケティングには波がある。
    好調なときもあれば、鳴かず飛ばずのときもある。
    それでも、保険主体で積み上げるより、はるかに利益率が高く残るのが実感がある。


    規模より“最適化”

    医院経営で大切なのは「とにかく大きくすること」ではなく「最適規模を見極めることだ。
    利益が残る構造を作れるかどうか。
    これこそが経営者としての腕の見せ所だと思う。


    まとめ

    前記事で語った資産形成も、後半の医院経営も、共通点は一つ。
    「余剰資源を眠らせないこと」。

    現金も、医院のリソースも、ただ持っているだけでは増えません。
    正しい方向に“働かせる”ことで、資産も医院も未来を形づくる。

    10年後、笑っているのは「余剰を遊ばせなかった経営者」だと、私は確信している。