最近のしばた歯科、AIがここまで入ってきました。

〜院長の“分身”から、医院丸ごとの「Shibata OS」まで〜

サロンメンバーの皆さま、こんにちは! 運営局のYです。

10月に入り、朝晩はかなり涼しくなってきましたね。岐阜も少しずつ秋らしくなってきて、朝出勤するときに「半袖でいけるか、もう長袖なのか」と毎日悩む季節になりました(笑)

さて今回は、ここ最近のしばた歯科でのAI活用について書いてみようと思います。

AIについては、このオンラインサロンでも取り上げてきましたが、ここ半年くらいで、院内での使い方がかなり変わってきました。

以前までは、「ChatGPTで文章を作る」「画像を生成する」「何か分からないことを聞く」という使い方が中心でした。もちろん、それだけでも十分便利です。

ただ最近は、「AIを使って何かを作る」ところまで進んできました。しかも院長だけではありません。スタッフも含めて、少しずつAIを「道具」として使い始めています。

今回は、その中から最近の取り組みをいくつかご紹介します。

🎥まず、院長の紹介動画を“完全全部AI”で作りました

最近、しばた歯科のホームページに掲載する院長紹介動画を作成しました。ただし、普通の院長紹介動画ではありません。

院長がカメラの前に座って、「こんにちは、院長の柴田です」と話す動画でもありません。

今回は、手描きアニメーションのようなストーリー仕立ての動画にしました。院長がなぜ歯科医師になったのか。どんな経験をしてきたのか。どんな考えで医院を作ってきたのか。そういった部分を、一つのストーリーとして見せる動画です。

そして、この動画。かなりの部分をAIで作っています。画像もAI。構成もAI。動画編集にもAI。さらに今回ちょっと面白かったのが、音声もAIです。

院長本人の声をAIに学習させて、いわゆる「音声クローン」を作りました。つまり院長自身がすべてナレーションを録音したわけではありません。AIが、院長の声で原稿を読んでいます。

最初に聞いたときは、「……これ、普通に院長じゃん」となりました(笑)

もちろん最近では、有名人や声優さんの声を無断でAIに学習させることなどがニュースになっています。そのため、音声AIについては慎重に考えなければならない部分もあると思います。

ただ今回については、当然ながら院長本人の声を、本人の意思で自院のホームページに使用するものです。そのため必要以上に怖がるのではなく、使えるものは使ってみよう、という考えで進めました。

そもそも、なぜ院長紹介動画を作ったのか?

別に、「AIで動画を作ってみたかったから」ではありません。ちゃんと目的があります。

一つは、ホームページ上でのE-E-A-Tを意識した情報発信です。

歯科医院の場合、「誰が治療するのか」という情報は非常に重要です。特にインプラントや矯正治療など、自費診療になればなるほど、「どんな先生なのか」「どんな考えを持っているのか」「どんな経験を積んできたのか」を知りたい患者さんは多いと思います。

文章だけで院長紹介を読むよりも、動画の方が圧倒的に伝わりやすい。さらに、動画を見ることでホームページ上で過ごしてもらえる時間も増えます。

SEOのためだけに動画を作る、という話ではありません。最終的には、患者さんに「この先生なら一度相談してみようかな」と思ってもらうこと。そこが目的です。

ただ、院長に毎回撮影してもらい、ナレーションを録ってもらい、修正のたびに撮り直す。これをやっていたら、院長の時間をどんどん使ってしまいます。

だったらAIを使えばいい。今までなら、「院長本人にしかできない仕事」だと思っていたものの中にも、実はAIに任せられる部分がある。最近はそんなことをよく感じます。

そして今、「Shibata OS」を作っています

もう一つ、今進めているのが、医院オリジナルのポータルサイトです。名前は、「Shibata OS」(仮)です。

名前だけ聞くと、「何を大げさな(笑)」と思われるかもしれません。私も最初はそう思っていました(笑)でも、作っているうちに、「これ、意外と本当にOSっぽいな」と思うようになってきました。

今まで院内に散らばっていた情報を、できる限り一か所に集めています。例えば、医院の経営数値、各種集計、院内動画、このオンラインサロン、院長夫人が個人的に運営しているnoteの記事、有給管理、スタッフ関連の情報。

さらに、これまで院長やスタッフがお世話になった先生方や、今後関わりのある方々をまとめた相関図まで作っています。その先生のアイコンをタップすると、その先生のホームページに飛ぶようにもしています。

「そこまでいる?」と言われるかもしれませんが(笑)院長の場合、本当に人とのつながりが多いので、「この先生、どこで知り合った先生だっけ?」「前に誰と一緒にセミナー行ったっけ?」ということが結構あります。

それも一つの情報資産です。だったら、頭の中だけに置かずに可視化してしまおう。という考えです。

LINEのようなお知らせ機能も作っています

さらに現在、院内のお知らせを投稿できるチャット機能のようなものも作っています。イメージとしては、LINEと院内掲示板の中間くらい。

そして最終的には、しばた歯科専用のAIエージェントもここに置く予定です。

  • 医院の数値を聞けば答えてくれる
  • マニュアルを聞けば出してくれる
  • 過去の情報を探してくれる
  • 院内のルールを聞けば答えてくれる

そんな状態を目指しています。……とはいえ、まだ絶賛制作途中です(笑)

機能を思いつくたびに、「あれも入れたい」「これもできるんじゃない?」となるので、完成があるのかどうか分かりません。もはや、サイトなのか、アプリなのか、OSなのか。作っているこちらも、だんだん分からなくなっています(笑)

ただ一つ言えるのは、「情報を探す時間」を減らしたい。これが一番大きな目的です。なんなら「誰もが見れる状態」も目指して。

医院が大きくなるほど、情報はどんどん増えます。スタッフも増える。数字も増える。マニュアルも増える。外部の人との関係も増える。そうすると、「確かどこかにあったよね?」という時間がものすごく増えていきます。これ、地味ですが、かなり生産性を下げます。

だから、医院の情報を一か所に集めて、必要な人が必要なときに取り出せる状態にしておく。最近は、AIの活用というよりも、「AIを使う前提で医院の情報を整理する」ということ自体が大切なのではないかと思っています。

でも最近、一番嬉しかったAI活用はこれではありません

院長のAI動画。Shibata OS。もちろん、この辺も面白いです。

でも最近、私が一番、「おお……」と思ったAI活用があります。

それは、2年目の歯科衛生士が、自分たちからAIを使って集計システムを作り始めたこと。です。

個人的には、これが一番嬉しかった。なぜなら、「AIを使えたから」ではありません。自分たちから医院のために動き始めたからです。

次回のPART2では、この話を書きたいと思います。ここからが、もしかすると今回一番お伝えしたい内容かもしれません。

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