結果を出す人は「問いの質」が違う——人との関係を深めるための思考習慣

こんにちは!

運営局のYです。

最近、久しぶりにとても感銘を受けた学びがあったのでこのブログの場を借りてシェアさせていただきます。

(ファウンダー柴田がせっせと執筆している間の代打です笑)

では、本題に入りますね。

皆さんが思う、「仕事ができる人」って、どんな人ですか?

あなたの周りにもこんな人いませんかね?

特別なカリスマ性があるわけでもないのに、なぜかいつも人が集まってくる人。初対面でも自然と信頼関係を築いてしまう人。患者さんから「あなたじゃないと嫌だ」と言われ続ける歯科医師、歯科衛生士、あるいは一般ピーポー。

その違いはどこにあるのか——。

30年以上、人材育成と組織マネジメントに携わってきたプロが行き着いた答えは、意外にもシンプルなものでした。

『結果を出す人は「自問自答の質」が違う。』

なんだそうです。

仕事における成果は、すべて「行動」から生まれます。

そして行動の前には必ず「選択」があり、選択の前には「思考」がありますよね。

その思考の正体が、自問自答みたいです。

人は1日に3万〜6万回もの自問自答をしているといわれています。

「今日は何を着るか」「誰に連絡するか」「どう伝えるか」——日常のすべての行動は、自分への問いかけと答えによって動いています。

そして、人との関係をうまく築ける人に共通しているのは、問いの質が根本的に違うことです。

「間違った問いに、いくら正しい答えを出しても意味がない」

これは、経営にも診療にも、チームマネジメントにも直結する話です。

◼︎「視座・視点・視野」——見え方が変わると、関係が変わる

自問自答の質を高めるために知っておきたい概念が、視座・視点・視野だそうです。

視座(シザ):どの立場・高さから見ているか

視点:何に注目しているか

視野:見えている範囲

「視点を変えろ」「視野を広げろ」とよく言われますが、実は視点と視野は視座によって決まります。視座が変わらない限り、視点も視野も本質的には変わりません。

◼︎山頂と麓元——あなたは今どこにいますか?

山に例えてみます。

山頂にいる人:遠くの町や海まで見渡せる。全体像・方向性・本質が見える

麓元にいる人:目の前の建物や人の表情が細かく見える。具体的な現実を把握できる

どちらが優れているわけではありません。どちらも必要です。

ただ、ずっと麓元にいると、方向を見失ったり、手段が目的にすり替わったりする危険があります。

院長、幹部として日々の診療に追われているとき、スタッフとの関係がうまくいかないとき——それは視座が固まってしまっているサインかもしれません。

◼︎今日から使える「3つの問い」

視座を意識的に動かすための、シンプルで強力なツールがあります。

1. 「そもそも〜」(視座を上げる問い)

そもそも、自分はなぜこの仕事をしているのか?

そもそも、この人間関係で本当に大切にしたいことは何か?

行き詰まったとき、関係がうまくいかないとき、この問いが視座を引き上げます。目先の出来事ではなく、本質に目を向けさせてくれます。

2. 「具体的には〜」(視座を下げる問い)

具体的に、今すぐ自分にできることは何か?

具体的に、相手が困っていることは何か?

理想や原則論で終わらせず、実際の行動に落とし込むための問いです。

3. 「他には〜」(視野を横に広げる問い)

他にアプローチの方法はないか?

他に相手が感じていることはないか?

同じ視点をグルグルするだけでなく、選択肢を広げ、思考の固定化を防ぎます。

この3つの問いで、人間関係、人との距離感はどう変わるのか。

これらの問いは、自分自身の思考を整えるだけでなく、相手との対話に使うと関係が劇的に深まるそうです。

例えば、患者さんが「最近、なんだか疲れていて……」とふとこぼしたとします。

多くの場合、すぐに「では〇〇しましょう」と解決策を提示してしまいます。しかしそれでは、相手の本当の気持ちや状況には届きません。

ここで3つの問いを使ってみると——

「具体的には、どんな時に疲れを感じますか?」(下に下げる)

→ 相手の実情がより鮮明に見えてくる

「そもそも、最近どんな生活をされていますか?」(上に上げる)

→ 症状の背景にある生活全体が見えてくる

「他にも、気になっていることはありますか?」(横に広げる)

→ 本人も言葉にしていなかった悩みが浮かび上がる

これにより、相手を点ではなく、立体的な人間として理解することができます。

信頼される歯科医師や経営者、リーダーは、こういった問いを無意識のうちに使っています。

◼︎結局、「好かれる人」が強い

30年のキャリアが行き着いたシンプルな結論があるそうです。

「人生、好かれたもん勝ちなんです」

スキルや知識の前に、相手に不快感を与えない。できれば好かれる。

「敵を作ることを恐れるな」「人の目を気にするな」——そういう言葉もあります。ある意味正しい。でも、それより先に「どうすれば相手に不快感を与えないか」「どうすれば信頼してもらえるか」を考える方が、ずっと実践的です。

人は、好きな人の話をよく聞きます。信頼している人に本音を話します。好きな先生のクリニックに通い続けます。

それは技術やテクニックの話ではなく、人としての在り方の話です。

◼︎まとめ:関係を深めるのは「問いの質」

人との関係をうまく築く人は、特別なコミュニケーション術を持っているわけではありません。

自分への問いの質を高めている

視座を上下に動かして、本質と具体を行き来している

相手の視座を動かす3つの問いを使っている

そして、人として誠実に向き合っている

これらは、診療室でも、経営の場でも、家族との会話の中でも、同じように機能します。

「そもそも」「具体的には」「他には」

この3つの問いを、今日から意識的に使ってみてください。きっと、見える景色が少し変わるはずです。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です